賃貸住宅の床面積の推移から今後の賃貸住宅需要を考える11
みなさん、こんにちは。
続きです。
給与住宅の場合、この50年間で最も広いときと、 最も狭いときの変化が、
他の借家に比べて小さいという特徴も見られます。
なぜ、給与住宅の広さにあまり変化が見られないのかについては、
社宅の利用パター ンがこの50年間を通じてあまり変わらなかったからではないかと推察できます。
基本的に社宅は、単身用タイプか、家族で転勤する人向けのファミリータイプかのいずれかですが、
前者は広めのワンルームか1Kタイプで30~40㎡程度。後者は2LDKが中心で60~70㎡程度になります。
これを平均化すると50㎡前後であり、かつ社宅の利用パターンがこの2つに限定されることから、
変化の幅が小さいと考えられます。
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